細切れ ピンク



エレファント



これでもう何度目かの


っぽの棺の中身


花にのたとえでも


鳴は未だ遠く


五里中のその先に


(幕間)


月を隠す叢


五月止まず


れすぎた空


からの逃走


この世界できていくということ


あとがき


やさしい嘘に溺れていたい

novel